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【医師が解説】アゴプロテーゼとヒアルロン酸どちらがいいの!?

2018.02.5

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はじめに

美しいフェイスラインにとってアゴはとても重要です。 今回はアゴを少し出すことにより、美しいフェイスラインを実現するための施術として、「アゴプロテーゼ」と「ヒアルロン酸注射」をご紹介します。  

半永久的!?たった一度でOK! アゴプロテーゼ

アゴプロテーゼとは、アゴの部分に人工軟骨のプロテーゼを挿入することで、顔全体のバランスをより理想的にするための施術です。

エステティックライン

特に鼻からアゴにかけて直線状に結ばれるE(エステティック)ラインに唇がほんの少し触れるレベルにすることで、引き締まったシャープな印象にしたり、インテリジェンスを醸し出すようなイメージを形成することも可能となっています。

アゴプロテーゼの施術は、口の中で行うため、外からわかるような傷跡が残ることはありません。施術に使用する糸も時間の経過ともに体内に吸収されるタイプのため、抜糸の必要もほとんどないと言われています。

アゴプロテーゼのメリット

アゴプロテーゼのメリットには、次のようなものがあります。

半永久的な持続性

プロテーゼを挿入して固定させる施術のため、半永久的な持続性が期待できます。そのため、施術後もクリニックに通い続ける必要がありません。

好みのアゴのラインが作れる

プロテーゼの分量に応じて、アゴをどの程度前に出すのかを調整できます。例えばほんの少しアゴを前に出したい場合には、プロテーゼを少なめにして、多めにアゴを前に出したい場合には、プロテーゼを多めにするといった具合です。  

表面に傷跡が残らない

アゴプロテーゼの施術は、口の中から行われるため、顔の表面に傷跡が残ることがないことも、メリットのひとつです。

アゴプロテーゼのメリット  

アゴプロテーゼのデメリット

アゴプロテーゼには大きなメリットがあると同時に、デメリットも存在します。  

異物感染のリスク

ごく稀ですが、アゴプロテーゼに感染が生じる場合があります。 その場合は、すぐに医者に診てもらい、アゴプロテーゼを除去をする必要があります。  

プロテーゼがズレてしまう

アゴプロテーゼの施術時にきちんと固定されていないと、施術後にプロテーゼがズレてしまうこともあるようです。この場合もアゴプロテーゼの再施術が必要となるでしょう。

口の開閉障害

施術により挿入したアゴプロテーゼが、その人に適したサイズでなかった場合、口が閉じなくなってしまう開閉障害となるケースもあるようです。この場合の対処法は、プロテーゼを最適なサイズに交換する施術を受けることです。  

アゴプロテーゼ施術後の注意点

アゴプロテーゼ施術後のダウンタイム

アゴプロテーゼの施術後には、個人差もありますが、1週間から2週間ほどは、施術した箇所が強く腫れた状態が続くことになります。痛みや腫れが激しい場合には、患部を冷やしたり、クリニックから処方された鎮痛剤を使用することで対応します。  

アゴプロテーゼ施術後の入浴

お風呂に関しては、施術後1週間くらいまではシャワーのみ浴びるようにすることが推奨されています。湯船に浸かることで身体全体が温まり血行が促進されてしまうことから、施術後の腫れた箇所がより痛みを増してしまうことが考えられるためです。 アゴプロテーゼ施術後の入浴 7日目以降であれば、腫れも収まってくると思われるので、普通に入浴することができるようになるでしょう。岩盤浴やサウナを利用する場合には、施術から4週間(28日)経過した後にした方が、痛みや腫れを起こすリスクが少なくなります。  

アゴプロテーゼ施術後の運動

アゴプロテーゼの施術後1週間ほどは、激しい運動はしない方が良いとされています。なるべく安静にして過ごし、腫れが治まってくる7日目以降から、徐々に身体を慣らすようにすると良いでしょう。本格的に身体を動かすのは、施術後4週間(28日)以降の方が無難です。  

アゴプロテーゼ施術後の飲食

アゴプロテーゼの施術後1週間程度は、できるだけアゴに負担がかからないような、柔らかめの食材を選んで食べるようにしましょう。香辛料などの刺激物も控えた方が良さそうです。アルコールは少なくとも、施術後3日間は飲まないようにしましょう。  

たったの10分!短時間で理想のフェイスラインになれる! ヒアルロン酸注射

  ヒアルロン酸注射 ヒアルロン酸注射は、人間の体内にもともと存在している成分であるヒアルロン酸を、ピンポイントで整えたい位置に注入することで、理想的なフェイスラインを形成するための施術です。   ヒアルロン酸は、細胞間に含まれていることがほとんどで、必要な水分を適切な量にキープしたり、衝撃を吸収する役割を担っています。ヒアルロン酸は体内成分のため、アレルギーへのリスクも最小限となっているのが特徴です。   ヒアルロン酸注射は、おおむね10分程度の短時間で完了する施術です。メスで切開する訳ではないため、施術による痛みや施術後の腫れが現れにくいことから、比較的ダウンタイムが少なく、普段の生活に戻りやすい点があります。  

ヒアルロン酸注射のメリット

ヒアルロン酸のメリット

施術時間が短い

ヒアルロン酸注射は、麻酔クリームを塗った後に、超極細の注射針にて1CCほど注入するだけで終了します。時間にすると10分程度のため、入院をする必要もなく、その日に帰宅することができます。  

ダウンタイムが少ない

ヒアルロン酸注射は、メスなどで身体を切開した後に縫合するといった施術とは異なるため、施術後の痛みや腫れが起こりにくいことから、ダウンタイムが少ないこともメリットのひとつです。  

アレルギーの危険性が少ない

ヒアルロン酸は、人間の細胞間に多く含まれる成分のため、施術によるアレルギーの危険性が少ないことも、大きなメリットとなります。  

ヒアルロン酸注射のデメリット

  ヒアルロン酸注射は、短時間で手軽にフェイスラインを形成できるメリットがある一方で、デメリットもあります。  

持続期間の制限がある

ヒアルロン酸注射は、アゴの形態が維持しにくい特徴があります。流動性の注入剤ゆえに、注入部位に安定して留まる訳ではありません。個人差もありますが、おおむね半年から1年程度で体内に吸収されてしまいます。そのため、持続期間が終了しそうなタイミングで、再度注入する必要があります。  

腫れや内出血が起こるケースもある

中にはヒアルロン酸注射による腫れや内出血が起こることもあります。ただし数日間で自然治癒されるため、気になるようなら、マスクなどで隠すようにすると良いかもしれません。

ヒアルロン酸注射後の注意点

ヒアルロン酸注射後の入浴

ヒアルロン酸注射の当日は、腫れが起こりやすいため、入浴は避けてシャワーだけで済ました方が良いでしょう。翌日以降であれば、入浴も可能となります。  

ヒアルロン酸注射後の運動

入浴と同様、腫れが出やすくなることから、ヒアルロン酸注射当日の運動は、軽めのものにしておく方が無難です。翌日以降から徐々にジョギングや筋肉トレーニングなどを再開すると良いでしょう。 ヒアルロン酸注射後の運動

ヒアルロン酸注射後の飲食

普段通りの食事を摂ることが可能となっていますが、アルコールは控えておいた方が良いかもしれません。    

まとめ

理想的な美しいフェイスラインを実現させるための施術として、「アゴプロテーゼ」と「ヒアルロン酸注射」の2種類を紹介いたしました。「アゴプロテーゼ」は、たった1回で理想的なアゴのラインを半永久的に持続させられる可能性を持つ施術です。一方、「ヒアルロン酸注射」は、アレルギーなどのリスクが少なく、費用も安価であることから、コストパフォーマンスの高い施術と言えるでしょう。「アゴプロテーゼ」や「ヒアルロン酸注射」のメリットもデメリットもきちんと理解した上で、信用できる医師と施術を検討することをおすすめします。   監修者:恵聖会クリニック院長 宮里 裕   監修者:恵聖会クリニック院長 宮里 裕