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【医師が解説】何度も手術できる?二重手術「埋没法」のやり直し

2018.01.16

二重整形「埋没法」のやり直しについて

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はじめに

腫れぼったいまぶたや、まぶたのたるみで悩む女性にとって、くっきりとした二重まぶたは憧れのパーツです。メスで切る手術は怖いけど、手軽にできるなら試してみたい!と言う方も多いでしょう。

 

お手軽な二重術、埋没法のリスクは知ってる?

プチ整形を試してみたい一重の方にとって、「埋没法」は強い味方です。「埋没法」は、日本で生まれ、日本人のまぶたに適した方法として確立してきた術式です。メスを入れる必要がなく、瞼に糸を埋め込んで二重を人工的に作り、それをキープさせるというメイクの延長線上にあるようなプチ整形です。

低コストなこともあり、気軽に試せるとあって大変人気があります。しかし、実は糸が取れて元の一重に戻ってしまうリスクがあるのです。

 

手軽な埋没法のリスクとは?

埋没法の糸が取れてしまう理由は大きく分けて三つあります。

まずは、元々まぶたの皮膚が厚かったり、まぶたの脂肪が多くて糸が耐えられなかった場合。これは生まれつき二重が維持しにくい状態です。

二つ目は、その方のまぶたの状態を無視して二重の幅を広くしたり、糸が取れやすくなるデザインの二重幅で埋没を行った場合です。どうしても二重の幅が広いと糸が取れやすくなるので、自分のまぶたの状態と希望が合致しなければ、埋没法以外の方法も検討に入れるべきです。

最後は、ゴシゴシと乱暴に洗顔したり、花粉症やアレルギーで目をこするクセがあったり、フェイシャルマッサージを受けるなど強い外力を受けた場合です。埋没法は糸の限界が来ると取れてしまうので、10年以上もつ人も居ますが、絶対に取れない術式ではないことは理解しておきましょう。

 

繰り返し取れてしまう埋没法にはご注意!

例えまぶたが薄く狭い幅の二重を作ったとしても、2~3年で取れてしまう可能性はあります。埋没法はどんなまぶたに対しても万能な術式ではないのです。しかし、どんなに手軽でコストが安いからと言っても、何度も埋没法を繰り返すのはまぶたの負担になってしまいます。

 

埋没法のやり直しって何回も出来ないの?

何回も出来るって本当?埋没法のやり直し

埋没法は髪の毛より細い位のナイロンの糸でまぶたを結束して二重を作る方法です。糸はずっとまぶたの中にある状態ですし、取れたりすると二重で無くなってしまいます。糸の結束が取れて再び埋没法を行うということは、切れた前回の糸がまぶたの中に残ったまま再埋没するということなので、繰り返したのと同じ数の糸が薄いまぶたの中に残っている状態になります。

もちろん前回の糸を摘出することも可能ですが、目がゴロゴロしたり異常が出ない限り、摘出するリスクの方が高いためそのまま残されることが多いようです。あまりに沢山の糸が残ると再手術で三重、四重になってしまったり、将来ものもらい等が出来た時に糸の残り部分で細菌が繁殖して不必要な炎症が起こることがあります。

もし二重のラインが薄くなったり消えてしまった時、無料で再手術してくれる保証制度があるクリニックなら安心です。しかし、例え保証されていても何度も埋没法を繰り返すのは、デリケートなまぶたにとって決して良いことではありません。なるべくあなたのまぶたに最適な状態を見極めてくれる、症例実績が多いクリニックを選ぶのもポイントでしょう。

 

しっかりクリニックを見分けよう!

何度も同じ手術をする医師には注意!

埋没法で留めた糸が短期間で何度も取れてしまうという事は、その術式があなたに合っていない可能性が高いということです。人によってまぶたの厚さや状態はそれぞれですから、適する施術が違うのも当然なのです。もちろん洗顔や生活習慣が原因の場合は、目をこすったりうつ伏せで寝たりするクセを改善するだけで対応可能なこともありますが、担当医師が具体的な改善策も提示しないまま前回と同じ手術をする場合は要注意です。

 

その術式、あなたに合っていますか?

医師によっては切開法が苦手なので、何度でも埋没法を勧めてくる場合があります。埋没法には糸で結束する場所の数、形等だけでも数種類の選択肢がありますし、クリニック独自の工夫で糸が取れにくい術式を確立しているところもあります。

しかし、あまりに戻ってしまう人はマイクロ切開法・全切開法といった切開手術の方が合っていることがあります。まぶたの脂肪が厚いのですぐ取れてしまうような人なら、脱脂法といってまぶたの脂肪を取り出して目元を薄くスッキリさせる術式と組み合わせて行うことも効果的でしょう。これらの豊富な選択肢を組み合わせてまぶたを理想に近づけるのですが、切開法を敬遠して手軽な埋没法しか提案しない医師も居るのです。

また、逆に埋没法だけでも十分きれいに出来る状態なのに、高額な切開法を勧められる場合もあるようです。元々そんなにまぶたが厚くないのに、埋没法ではなくいきなり切開法を勧められたら少し検討してからでも遅くありません。初めはひとつのクリニックだけでなく複数のクリニックでカウンセリングを受けてみて、信頼できるところを選ぶことをおすすめします。

 

良いクリニックを見分けるにはカウンセリングが重要!

他院修正対応をしているクリニックを探してみる

一度クリニックで行った埋没法に納得がいかなかったり、取れてしまった後に他のクリニックや医師に再手術をお願いしたい場合もあるでしょう。そんな時は、「他院修正」に対応しているクリニックを探してみて下さい。

 

他院修正って何?

他の院で行った術式を修正手術することを、美容クリニック業界では他院修正と言います。美容整形は医師の経験・技術・術式の選択で仕上がりに大きな差が出ますし、患者さまの理想の状態と現状のすり合わせや見た目のデザイン力が必要です。特に埋没法は繰り返すと残った糸によって二重の幅が不安定になったり、歪む場合があります。

現在のクリニックや医師に納得が出来ない時は、積極的に他院修正を視野に入れてみましょう。

 

他院修正が出来るクリニックには高度が技術が必要です!

高度な技術が必要

一度作った二重の幅の修正や、切開法で行った二重の修正も含む場合は、ごく普通の埋没法を行う場合より高度な技術が必要です。完全に糸が取れていない場合は、現在結束している糸を切って抜糸するところから始めなければなりません。

仕上がりの不満等が修正の理由なら、イメージをすり合わせるセンスも必要です。術後の悩みから他院修正に至るまでの過程は人それぞれのため、カウンセリングで納得いくまで話をすることが大変重要になります。無料カウンセリングを行っていたり、他院修正の実例をたくさん見せてくれたりするクリニックもあるので活用しましょう。他院修正を依頼するクリニックは、体験談の比較や相談時の様子も考慮して慎重に選ぶようにして下さい。

 

まとめ

まとめ

埋没法はリスクが低く、価格も手ごろなプチ整形です。人気の反面、短い期間内に二重が取れてしまうとショックを受ける方も多いようです。確かに何度かチャレンジすることが出来る方法ですが、頻繁に繰り返し行ったり、気に食わなかったら気軽に修正出来るだろうと簡単に行うことはやめましょう。できれば最初のクリニックであなたのまぶたの状態をしっかり説明してくれ、ご自分のなりたい二重と術式をすり合わせて最適な方法を提案してくれる医師を選ぶようにしたいものです。

埋没法だけで十分な人も居ますが、もしかすると何度埋没法を行っても取れてしまうリスクのあるまぶたなら、切開法で取れる心配のない二重を作った方がいい人も居ます。極端に華やかな幅の広い二重は埋没法だけで維持するのは難しいのです。

万が一、他院修正を選ぶ時も、なるべく症例や実績の多いクリニックや、体験談の数が多いクリニックなどで比較して、後悔が無いようにしっかり納得するまでカウンセリングするようにしましょう。