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【医師が解説】切らずにバストアップ!?プチ豊胸って?

2017.12.1
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はじめに

女性にとってバストの悩みは尽きないものです。大きさはもちろん、形や位置で悩む人も多いでしょう。気にするあまり豊胸を考えても、やはりメスを入れる大掛かりな手術は抵抗がある方も少なくありません。 そんな方にオススメなのがヒアルロン酸を使った手軽にできる「プチ豊胸」です。施術時間が短く、バストアップの他に気になるバストの形を整えることなども出来ます。メスを入れる手術に比べて体に対する負担も少なく、術後の痛みや安静期間=ダウンタイムも少なく済みます。もちろん、プチ豊胸にもメリットとデメリットがあり、向き不向きはあります。ヒアルロン酸を使ったプチ豊胸がどんな手術なのか、しっかり理解してから検討しましょう。    

プチ豊胸とはどんな手術?

プチ豊胸はメスを使わず、注射器で胸にヒアルロン酸を注入する豊胸手術です。メスは怖いけれど手軽に豊胸してみたい方を中心に近年人気のある方法です。  

プチ豊胸の方法は?どれくらい効果があるの?

  プチ豊胸の方法や効果 ご自分の胸の形や特徴、どれくらいの量のヒアルロン酸を注入するのか医師とカウンセリングを行います。胸の状態と希望のサイズのすり合わせを行い、注入可能なヒアルロン酸の量を決めていきます。手術後も切り傷ではないので痛みは鈍痛程度です。短時間で終わるのも特徴で、約30分で完了し、注入跡にばんそうこうを貼って即日帰宅が可能です。通常のブラジャーもつけられますが、念のため締め付けの少ないゆったりしたデザインの物を選ぶ事をオススメします。シャワー等は当日からOKですし、入浴も3日目程度で許可が出ます。手術後の痛みや腫れは1週間程で治まりますが、胸を強くマッサージするなどは1か月ほど控えた方が良いでしょう。 プチ豊胸の効果はヒアルロン酸の種類によって変わり、極短期間の物もありますが、おおよそ2~5年程度です。「ずっとそのまま」ではなく、ヒアルロン酸が体内で徐々に分解・吸収されていくので少しずつ小さく戻っていきます。分解速度には個人差があり、持続期間中ずっと同じ大きさを維持できるわけではありません。注入するヒアルロン酸の質や量によっては、ある程度長期間の持続が可能です。 サイズアップは注入可能なヒアルロン酸の量によって決まるので、1~3カップ内でその人に無理のないサイズになります。    

ヒアルロン酸の種類

プチ豊胸に使うヒアルロン酸って? ヒアルロン酸には大きく分けて値段、効果、持続期間といった特徴があります。とにかく柔らかいゲル状のヒアルロン酸ならレントゲンにも映らず、触れても気づかれないレベルですが、体内吸収が早いので1ヶ月程度です。現在の主流は原価を抑えつつも長期間の持続を期待できる、粒子の大きい「低吸収ヒアルロン酸」です。胸に使うヒアルロン酸は、顔のプチ整形に使う物より持続性を狙って粒子を大きくしている場合がほとんどです。このため触れた感触がやや硬くなる場合があります。 安全性、触り心地、持続性、値段等は各病院によって違いますから、ご自分の目的に合わせてきちんと確認しておきましょう。  

プチ豊胸のメリットは?

ヒアルロン酸を注入するだけのプチ豊胸。メリットを整理して、自分に向いているのか確かめましょう。   プチ豊胸のメリット!

人気の秘密はやっぱり手軽さ!

メスを入れたり、手術後に安静期間が必要な大掛かりな豊胸と違い、注射のみで済む手軽さは本当に魅力的です。夏の薄着や水着、ドレスを着るイベントに合わせて期間限定のボリュームアップとして行う使用方法もあります。谷間を作りたい、垂れたバストを上向きにしたいなど、位置毎に注入量を微調節しながらバストメイクすることが可能です。 また、翌日からデスクワーク程度なら可能なので、仕事を長期間休まなくても大丈夫です。動けないような痛みは出ませんし、手術後のダウンタイムが少ないのは最大のメリットと言えます。腫れや痛みは少ないですし、他の手術のように大掛かりな消毒や経過観察、マッサージといったアフターケアも必要ありません。乳がん、マンモグラフィの検査も受けられます。ただし、ヒアルロン酸の硬い粒子がしこりとして検知される場合があるため、ヒアルロン酸注入によるプチ豊胸をしている旨を検査の際にきちんと伝えるようにして下さい。 バストの形の調節や、1カップ程度の無理ないボリュームアップを希望している人には本当におすすめです。永続的なバストアップではなく、イベントに合わせた短期間のバストアップを望む方にも最適です。また、注入量を調節し、数か月単位で行うことで周囲に気づかれないように少しずつ大きくしていくことも可能です。  
  • 手軽で体に対する負担が少ない
  • 大きな傷跡は残らない
  • 即日帰宅可能で入院は不要
  • ダウンタイムが最小限なので忙しい人に向いている
  • 乳がん検診やマンモグラフィ検査を受けられる
  • 1カップ程度のボリュームで十分な人、左右の形の以外を整えたい人におすすめ
  • ある程度自由なバストデザインが楽しめる
 

プチ豊胸のデメリットと注意点

もちろん手術は手術ですから、きちんとデメリットを理解しておきましょう。豊胸手術には様々な種類があります。向き不向きがあるので、自分の目的に合わせて選択することが重要です。   プチ豊胸のデメリット

ちょっと待って!プチ豊胸する前に確認しよう

ヒアルロン酸は体内で徐々に分解吸収されるので、どうしても永久効果とはいきません。また、徐々に小さく戻っていくので、最大サイズがそのまま維持できるわけではありません。胸の状態によっては注入量に制限が出るため、ご自身の希望どおりのサイズまで大きく出来ない場合もあります。

2カップ以上バストアップしたいからと極端な量の注入を行うと、しこりが出来やすくなったり、うつ伏せ寝の時に痛みが出ることがあります。万が一しこりが残った場合は、触り心地を柔らかく改善する薬を再度注射するという方法があります。

また、いかにダウンタイムが少ない施術とはいえ、注射針が毛細血管を傷つけると内出血が起こる可能性があります。個人差が大きいのですが、腫れや鈍痛も多少は起こります。2~3週間すると綺麗に治りますが、いわゆる「青たん」が出来るリスクがあることは覚えておきましょう。

 

お手軽だからって簡単じゃない!

通常ヒアルロン酸は乳腺に注入せず、乳腺下に注入するのがベストです。 乳腺内にヒアルロン酸が入ってしまうと、しこりが残る場合がありますので、闇雲にヒアルロン酸をバストに注入するクリニックはおすすめ出来ません。 プチ豊胸でのヒアルロン酸注入の方法 その為、アンダーに数ミリ切開をして、そこからカニューレでヒアルロン酸を注入する方法を行っているクリニックがいいでしょう。注射をするだけのお手軽な施術ですが、外科的な豊胸術なども行っている確かな技術を持ったクリニックを選択するのが大切です。
  • 感触が自然で柔らかいヒアルロン酸→持続期間が短い
  • 粒子の大きい低吸収型ヒアルロン酸→持続力があるが感触が硬い
  • 注入部位が、乳腺内に入ってしまうと吸収しきれずしこりが残ることがある
  • ヒアルロン酸分解注射でしこりの緩和は可能
  • 極端なバストアップは出来ない→無理な注入はゴツゴツしたり変形する可能性がある
  • 何度も繰り返すとしこりの可能性が上がり、費用もかさむ

まとめ

いかがでしたか?女性にとって、胸は大きさだけでなく形も気になるものです。プチ豊胸なら気軽に左右のサイズバランス調整や形を整えることもできます。

ただし、他の豊胸手術と違って効果が永久持続はしません。ご自分の胸の状態によっては、希望のサイズまで大きくできないこともあります。胸の厚みには個人差があり、例え同じ量のヒアルロン酸を注入したとしても、元々、バストがある程度大きな人だと、ボリュームアップの感じがわかりにくいと思います。逆にバストがない人ほど、少量のヒアルロン酸でもバストアップは実感できるでしょう。このため、ご自身の目的と胸の状態、仕上がりをしっかりカウンセリングしてくれる病院を選び、信頼の出来る医師にと一緒に検討しましょう。特にバストデザインの自由度が高いため、医師のセンスにかかる部分も大きいです。全体をボリュームアップしたいのか部分的に形を変えたいのか、事前カウンセリングは非常に大切です。また、必ず注意点で述べた施術方法のクリニックをオススメします。

プチ豊胸に臨む前にきちんとメリットとデメリットを理解して、安心して手術出来るように準備しましょう。

監修者:恵聖会クリニック 理事長 鬼頭 恵司   監修者:恵聖会クリニック 理事長 鬼頭 恵司